レッドシャドー・シュリンプ | |
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販売名 | レッドシャドー・シュリンプ |
学名(※) | Neocaridina sp.? Neocaridina sp.× Neocaridina cf.cantonensis var.? (※)…改良品種や学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
別名 | ― |
分布 | 改良品種(原種: 台湾) |
飼育要件 | 最大体長 → 3cm 温度 → 20〜25度 水質 → 弱酸性〜中性 餌 → 人工飼料、生餌 ※飼育環境は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育できることを確約するものではございません。 |
種類詳細 | 台湾で作出された新たなビーシュリンプの系統です。今やアクアリウムの一つのカテゴリーとして人気のビーシュリンプの新たなタイプとして、初輸入時には大変話題となりました。ツヤと透明感のある体色は、これまでのビーシュリンプの色彩とは一線を画すもので、これまで作出されてきた品種とは明らかに異なるものです。その作出の過程はいまだに議論を呼んでいますが、ゼブラシュリンプの改良種であるブラックダイヤモンドなどが交配に使われたとも言われています。 |
飼育のポイント | 熱帯魚や他のエビと同様に十分なろ過と安定した水質を用意することが大切です。飼育自体はこれまでのビーシュリンプと同様の方法で問題なく、pH6.0〜6.8程度、硬度は0よりは少しあるほうが良く、ソイル系の底砂を用いることで飼育は容易になります。 夏場の高水温には注意が必要です。また酸欠にも弱いので、特に高水温時の溶存酸素量の低下は危険です。また、エビは魚病薬や水草の農薬などの薬品にも弱いので注意が必要です。 |
混泳の注意点 | サイズの近い同程度のエビであれば混泳は可能ですが、やや大きくなるヤマトヌマエビは避けた方が良いでしょう。オトシンクルス、貝類は混泳可能です。 |
繁殖 | ビーシュリンプと同様に淡水で繁殖することができ、大卵型で大きめの卵を産みます。繁殖はやや難しく水質に一工夫が必要とも言われています。メス個体が圧倒的に少ないことも国内繁殖を難しくしていますが、一部ではビーシュリンプやブラックダイヤモンドとの交配から本タイプの作出も可能と言われています。 卵から孵った稚エビは親と同様に水槽内のコケと餌の残りを食べて育ちます。稚エビは魚に非常に食べられやすいので十分な隠れ家を用意し、フィルターなどに吸い込まれないようにストレーナー部にスポンジを取り付けたりしてあげると良いでしょう。 |