(錦鯉)ヒレナガニシキゴイミックス Sサイズ 6〜10cm 色柄指定無し(5匹)

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お送りする個体は全長6〜10cm程度です。
ヒレの長さは個体差がございます。また鏡鯉や革鯉等の個体も混じる場合がございます。
錦鯉は遊泳力も高く力強い為、出荷時や輸送中に口先や体表のスレ、鱗が剥がれてしまう場合がございます。
細心の注意を払っての発送を心がけておりますが、生体の性質上予めご了承の上でお買い求めください。
個体サイズや模様、雌雄の指定についてはお受け致しかねますのでご了承下さい。
【販売名】
ヒレナガゴイ

【学名(※)】
Cyprinus carpio var.
(※)…改良品種や学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。

【飼育要件】
最大体長   → 60cm以上
温度      → 0〜25度
水質      → 中性〜弱アルカリ性
餌        → 人工飼料

総合難易度 ☆

※…飼育環境は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育できることを確約するものではございません。

【どんな種類?】
錦鯉とインドネシアのヒレナガゴイの交配により作出され、長く伸びたヒレと錦鯉譲りの美しい体色をもつ種です。1980年初頭に埼玉県水産試験場で作出され、現在では多くの品種に派生しています。

【飼育のコツ】
病気にさえならなければ、非常に丈夫で水質の悪化に耐えうる強靭さを持っています。導入直後は1〜2日エサを与えずに様子をみたほうがよいでしょう。

錦鯉は比較的冷たい水を好み、25℃を超える水温では状態を崩しやすくなります。屋外、屋内のどちらで飼育する場合でも夏場の高水温には十分に注意する必要があります。

エサは市販されている人工飼料で特に問題ありませんが、熱帯魚用のものに比べ脂肪分の少ない専用品が適しています。水槽内の藻や水草など、植物質のエサも好み、タニシなどの貝類も食べてしまいます。美しい色彩を保つには色揚げ効果の高いエサが効果的です。冬は水温が低くなり活動が鈍るので、エサは少なめに与える必要があります。

錦鯉は極端にpHが低い水を好まず、pHを極端に下げてしまうソイルや、流木などを大量に入れたブラックウォーターでは調子を崩し易いです。

【混泳の注意点】
錦鯉は基本的に温和なので同じ錦鯉同士や、中型程度の日本淡水魚などと混泳可能です。低水温に耐えられ、中性付近の水質で飼育できる温和な種が適します。幼魚のうちはエビや貝との混泳も問題ありませんが、成魚になると底泥と一緒に食べられてしまうことがあります。

錦鯉同士で混泳させる場合は細菌性の疾患や寄生虫を持ち込むことが多いので、必ずトリートメントを行い様子を見てから追加してください。また、現在では世界的にコイヘルペス(KHV)が問題になっています。流通経路で必ず検査が行われ陰性の個体のみ流通しますが、キャリアである可能性はゼロではありません。混泳には細心の注意を払う必要があります。

【繁殖】
錦鯉は4〜10歳程度で繁殖可能になります。春先に繁殖期を向かえ、オスは発情すると口やエラに追い星と呼ばれるボツボツが出現します。産卵が行われるのは朝方が多く、オスが激しくメスを追いかけ、水草などの産卵床に卵を産み付けます。

産卵された卵は親魚に食べられてしまうので、発見次第別の水槽に移し、25℃程度の水温で十分にエアーレーションを行い、1週間程度で孵化します。

孵化した稚魚はしばらく餌は必要なく、遊泳を開始したらブラインなどを与えると良いでしょう。錦鯉の稚魚は20日程度で模様が現れ、選別が可能になります。錦鯉の品種は固定率の高いものではなく、様々な形質が現れます。

産卵後の親魚は著しく体力を消耗し、調子を戻すのが非常に難しく、産卵時についた傷や鱗のはげが治らないことも多いです。安静にしてじっくり様子を見る必要があります。

【その他】
古くから日本人によって愛好され、国内にも多くの生産者がおり、品評会も多く存在します。