100年以上の歴史を有し、伝統的な方法でワインを造るワイナリー。伝統、先駆的で革新的な精神、土地への愛、偉大なワインへの情熱を哲学に掲げています。
輝きのある外観。グラスの表面に王冠のようにキラキラとした細かい泡が見られます。瓶内二次発酵に由来するパンのような香ばしい香り。口に含むとスムースでシルキー。瑞々しく爽やかな味わい。
魚介類、肉、ジビエ、米料理などと好相性。
英字表記:Cava Clos 15 Brut Bodegas Pinord
ぶどうの品種(ワイン):マカベオ/パレリャーダ/チャレッロ
原産国/製造国:スペイン
ワインの産地:スペイン
ワインの味:辛口
添加物:酸化防止剤(亜硫酸塩)
総本数 :12
単品容量 :750


≪ワインについて≫
15ヵ月の瓶内熟成 (15=quince キンセ) で造られるカヴァ。爽やかな青リンゴやレモンピールのアロマにイーストやブリオッシュの芳醇なニュアンスが重なります。繊細で持続性のある泡のもたらすスムースでシルキーなアタック。みずみずしく、鮮度の高さと芳ばしさを同時に感じられる味わいです。
≪生産者について≫
スペイン北東部、太陽と地中海の恵みを受けるペネデス地方に位置するボデガス・ピノルドは、150年以上にわたるワイン造りの伝統を誇る家族経営の生産者です。その歴史は150年以上前、テタス家がカヴァの一大産地であるサンサドルニ・ダ・ノイアとDOペネデスの拠点であるビラフランカ・デル・ペネデスの中間、サン・クガット・セスガリゲスで自社元詰めを始めたことに遡ります。1942年、ホセ・マリア・テタス氏が現在のワイナリーをビラフランカ・デル・ペネデスに設立し、以来、品質と革新を追求し続けています。
ピノルドはスペインで初めてスパークリングワイン(Vins d'agulla)を生み出した生産者であり、カベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネなどの国際品種を初めてペネデスに導入したパイオニアでもあります。さらに、デメター認証を受けたビイディナミワインの生産においても先駆者となりました。所有畑のひとつであるプリオラートのマス・ブランはスペイン初のデメター認証畑です。このイノベーティブな精神が彼らのワインに独自の個性と魅力を与えています。
新風を吹き込みつつ、同時にチャレッロやマカベオ、パレリャーダ、ガルナッチャ、テンプラニーリョといった土着品種の存続にも力を注いでいます。3つの主要畑、ムンタニャンス(黒ブドウ品種とシャルドネ)、エル・セラル(白ブドウ品種)、コル・デ・ボウ(メルローと実験的品種)では、それぞれ異なるテロワールを生かし、適材適所で多彩なワインを生み出しています。
醸造は伝統的な手法と最新技術を融合させたスタイルが特徴です。各品種の個性とテロワールを最大限に表現し、フレッシュさと複雑な構造を持つ味わいに仕上げています。 カヴァのみならず、DOペネデスやDOプリオラートなど多岐にわたる原産地呼称のワインを手がけ、それぞれのワインがその土地と品種の個性を見事に表現しています。

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