オムニバス「朝比呂志 作品集」

【収録曲・唄】
1.ちんぬくじゅうしい (フォーシスターズ)
2.ゆうなの花 (当山達子)
3.ウーマクカマデー (フォーシスターズ)
4.はたち美童 (伊波貞子)
5.島やからー (当山達子)
6.やーちゅーバーバー (伊波智恵子)
7.みやらび赤花 (伊波貞子)
8.語れー小 (ホップトーンズ)
9.ちんぼうら (伊波智恵子)
10.うるま島 (ホップトーンズ)
11.ヘイ!二才達 (ホップトーンズ)
12.しんかぬ達 (でいご娘)
13.みやらび風 (比嘉千津子)
14.道半ば (でいご娘)
15.ユウバンタ (ひがけい子)
16.命一ち道 (山里ユキ)
朝 比呂志のこと

普久原朝弘こと朝比呂志が残してくれた珠玉のうたの数々は、同世代の我々が誇れる沖縄の大切な文化遺産である。

その彼を歌謡詞の世界に引きずり込んだのが実兄の普久原恒勇。
朝比呂志が薬局を経営していた時に、日常のことをメモしていたノートのタイトル「熱さま詩」や「虫くだ詩」なる文字を見つけた恒勇は、彼に歌謡詞を書かせたら面白いかもしれないと思い、作詞を勧めた。

当時は三八六の琉歌調の歌詞を書く人は沢山いたが、多様な沖縄のうたを書く作家は少なかった。作曲家であり、音楽プロデューサーでもある恒勇は、持ち込まれた詞を補足して新しい沖縄のうたを世に送り出していたのだが、作詞家朝比呂志の誕生は、彼の苦労をかなり助けてくれたと思う。

朝比呂志がはじめて恒勇に届けて来た歌は、「島娘」「ちんぬくじゅうしい」「ゆうなの花」「ウーマクカマデー」。
わらべ唄風の歌詞は、内弟子みたいに年中恒勇の音楽事務所に入りびたっていた三田信一に曲を書かせたら、RBCホームソングで「芭蕉布」に続く大ヒットソングになった。

RBCホームソングの影響で、新しい沖縄のうたを世に送り出そうという気運と、作曲家普久原恒勇の必要から「沖縄歌謡詞集団」(会長ありむらけん)が1968年に結成された。

その例会でも朝比呂志の作品は会員の羨望の的であった。
音楽一家で育ち、歌謡詞を知りつくしていた彼の歌は、言葉をぎりぎりまで切りつめて煮詰め、さらっと淡白でありながら、深い味のある詞に仕上げるテクニックと詩魂は、同世代の作詞家ではずば抜けていた。

これからも歌い継がれて行くであろう、彼のうたをオリジナル歌手による作品集で世に送り出す仕事は、これからの新しいうたのためにも大変必要なことで、音楽にたずさわる者の一人として賛辞をおくりたい。(ビセカツ)

【収録曲・唄】
1.ちんぬくじゅうしい (フォーシスターズ)
2.ゆうなの花 (当山達子)
3.ウーマクカマデー (フォーシスターズ)
4.はたち美童 (伊波貞子)
5.島やからー (当山達子)
6.やーちゅーバーバー (伊波智恵子)
7.みやらび赤花 (伊波貞子)
8.語れー小 (ホップトーンズ)
9.ちんぼうら (伊波智恵子)
10.うるま島 (ホップトーンズ)
11.ヘイ!二才達 (ホップトーンズ)
12.しんかぬ達 (でいご娘)
13.みやらび風 (比嘉千津子)
14.道半ば (でいご娘)
15.ユウバンタ (ひがけい子)
16.命一ち道 (山里ユキ)