Canon キヤノン スピードライト SPEEDLITE EL-5

EL-1の基本性能を継承し小型化を実現。
マルチアクセサリーシューに初めて対応した次世代モデル。

【主な仕様】
・ガイドナンバー:(約)60(照射角200mm設定時、ISO100・m)
・照射角:レンズ焦点距離24〜200mm(ワイドパネル使用時14mm)の撮影画角に対応
・バウンス:上:120°、下:7°、左/右:180°
・露出制御方式:E-TTL II/E-TTL自動調光、マニュアル発光、マルチ発光、グループ発光、カスタム発光モード
・発光間隔(充電時間):通常発光:約0.1〜1.2秒、クイック発光:約0.1〜1.0秒、発光回数:約350〜2450回
・本体電源:バッテリーパック LP-EL※ 単3形アルカリ乾電池/ニッケル水素電池使用不可
・発光回数:約350〜2450回※ フル充電のバッテリーパック LP-EL使用時
・大きさ:約80.2(幅)× 139.9(高さ)× 123.3(奥行)mm
・質量:約491g(ストロボ本体のみ)

【主な付属品】
・バッテリーパック(LP-EL)
・ミニスタンド
・ストロボケース(取り付け脚カバー)


この商品の特徴


●大光量・高機能

・マルチアクセサリーシュー対応スピードライト
スピードライト EL-5は、システム拡張が可能な次世代インターフェース、マルチアクセサリーシュー搭載機種と高度に連携。とくにEOS R6 Mark II、EOS R8、EOS R50と接続時にはキヤノン製スピードライト初搭載となる数多くの連動機能を実現しています。

・ガイドナンバーはシリーズ最大の60。照射角24〜200mmをカバー
スピードライト EL-1と同様、キヤノン製スピードライトシリーズ最大※1のガイドナンバー60※2を実現。照射角は、広角側がワイドパネルなしで24mm、望遠側が200mm(35mm判換算)までカバー。ワイドパネル使用時は、焦点距離14mmにも対応。超広角レンズでも、画面の広範囲に投光します。

・微小発光の下限を拡大。最小1/1024で光を繊細にコントロール
光量制御精度の向上を図り、下限領域での微小発光を実現。マニュアル発光の設定範囲は、スピードライト 600EX II-RTの1/1〜1/128から1/1〜1/1024に拡がり、高感度撮影の使用領域の拡大を実現しています。至近距離のストロボ撮影や手持ちの夜間ポートレートなど、さまざまな状況で光を繊細にコントロールすることが可能です。

・高効率な充電回路を採用。約1.2秒の高速チャージを実現
大電流の放電が可能な充電式リチウムイオンバッテリー LP-ELを採用。スピードライト EL-1と同等の高効率な充電回路と併用することにより、スピードライト 600EX II-RTよりチャージ時間を短縮。約1.2秒※の高速チャージを実現しました。動く被写体に発光し続けるため、待機時間によって撮れなかったシャッターチャンスを逃すことなく撮影することができます。

・動く被写体を発光しながら撮影。連続発光回数約95回以上
新たな放熱構造の採用により、約95回以上※の連続フル発光が可能。高速チャージとの連携で、動き続ける被写体を発光しながら確実に撮り続けます。シャッターチャンスを逃せないウェディング撮影、報道現場の撮影でも短い発光間隔で、安定した連続発光が可能です。

・ストレスなく長時間撮影。大容量リチウムイオンバッテリー
スピードライト EL-5は、長時間の大量ショットが可能な充電式リチウムイオン電池を採用。これまで最大12本の乾電池の入れ替えが必要だった電池交換が、バッテリー1本のワンタッチ交換に。しかも、冷却ファンのない構造を採用し、電力を発光だけに使用するので、スピードライト EL-1の約335回を超える約350回の発光回数を実現しています。

・バッテリー残量を常時表示
詳細情報(Battery info.)画面で、バッテリー残量の%表示、発光回数、劣化度の確認が可能。バッテリー交換のタイミングを予測しながら撮影できます。

・日中でも、絞りを開放にしてボケ味を楽しむハイスピードシンクロ
カメラの同調速度を超えたシャッタースピードで発光を可能にする、ハイスピードシンクロ。通常のストロボ撮影では使えない高速シャッターが使えるので、日中の屋外でも、絞りを開いて背景を思いきりぼかすことができます。

●マルチアクセサリーシュー搭載機種との連携強化。複雑なストロボ撮影も簡単に。

マルチアクセサリーシュー搭載機種との連携強化。複雑なストロボ撮影も簡単に。
マルチアクセサリーシュー搭載のEOS R3、EOS R6 Mark II、EOS R7、EOS R10と高度に連携。複雑なワイヤレス撮影も簡単操作で行えます。ストロボを駆使したさまざまな撮影をスピーディーかつ簡単に設定できるため、一人での撮影も効果的に行うことができます。

・ジョイスティック操作ひとつで素早く設定メニューを表示/メニューダイレクト機能
スピードライト EL-5を対応カメラに装着し、ジョイスティックで[メニューダイレクト]を選ぶと、カメラ内の画面に[ストロボ機能設定]の画面をダイレクトに呼び出し表示。EOS Rシステムならではのスムーズな連携を実現しています。なお、スピードライト EL-5と対応カメラがともにオートパワーオフ状態の場合、[メニューダイレクト]を選ぶと、スピードライト EL-5の電源がONになり、対応カメラの電源もONになります。※対応機種はメーカーHPをご確認下さい

・グループ発光の迅速な画面表示・操作/クイックストロボグループ制御
グループごとに細かな設定が必要だったグループ発光。対応カメラでは[ボタンカスタマイズ]で、[クイックストロボグループ制御]を割り当て可能。スピードライト EL-5と対応カメラの組み合わせの場合、カメラ側で[クイックストロボグループ制御]を選択すれば、カメラの画面を見ながら簡単・迅速にグループ発光を設定することができます。※対応機種はメーカーHPをご確認下さい

・シーンに最適な発光モードを瞬時に呼び出す/カスタム発光モード
E-TTL自動調光、マニュアル発光、マルチ発光、グループ発光に加え、3つの発光モードを設定できる[カスタム発光モード]を新設。スピードライト EL-5で事前にカメラの撮影モードとの連動をONに設定すると、カメラの撮影モード[C1/C2/C3]に連動し、ストロボの発光モードが自動変更。撮影シーンに最適な発光モードに切り換えながら撮影を続けることができます。

・レンズ側の操作で調光補正や発光量を調整/コントロール機能割り当て
カメラの[ダイヤルカスタマイズ]で、RFレンズのコントロールリングに[調光補正/発光量]を割り当て可能。ストロボの発光モードがマニュアル発光のとき、[調光補正/発光量]設定時には調光補正に加え、発光量の変更もコントロールリングで操作できます。※対応機種はメーカーHPをご確認下さい

・スマホアプリひとつで完結/ワイヤレスストロボ設定
スマホアプリ[Camera Connect]で、ワイヤレスストロボ設定、レリーズ、撮影画像の確認を一括して実行。カメラ、ストロボに触れることなく、手元のスマホから操作・設定が行えます。多灯撮影や、コスプレの自撮りなど、手の届きにくい場所に設置したストロボ撮影にきわめて有効。スマホ画面で撮影結果を確認しながらストロボの位置や方向、光量の調節が行えます。

●スピードライト EL-1の性能を踏襲しながら、高機能と小型化を実現
スピードライト EL-1の基本性能を踏襲しながら、質量は約81g軽量、全長は約9mm短く、軽量・小型化を実現。長時間の手持ち撮影や持ち運びの際も軽快で、利便性の向上を実現しています。

・放熱設計の最適化による小型化の実現
キセノン管、LEDランプの熱を逃す経路を分けて、発光部全体に熱を効率よく分散。放熱設計の最適化により、放熱ファンスペースを削減するとともに、発光部の小型化を実現しています。

●直感的な操作・確認で、ストロボ撮影をさらに自由に
・反射型メモリー液晶による視認性の向上
表示パネルには反射型メモリー液晶を採用。黒地に白文字/ノーマリーブラックの画面にすることで、暗い環境でも小さな文字やアイコンが見やすく、視認性の高い画面を実現しています。

・直感的な操作・確認ができるジョイスティック
スピードライト EL-1の優れた操作性を継承。ほぼすべての操作をジョイスティックと選択ダイヤルで完結することができます。迷わず直感的な操作・確認ができるジョイスティックには、新たにカメラのモニターにストロボ機能設定画面を表示する[メニューダイレクト機能]が割り当てられ、撮影中でもよりスピーディーな設定変更が可能です。

・ストロボ撮影を快適にする白色LEDモデリングランプを搭載
スピードライト EL-5はストロボ撮影を行う前にライティング効果を確認できる白色LEDのモデリングランプを2灯搭載。暗いスタジオでのピント合わせ、構図の確認に威力を発揮。発光時間や明るさを任意に変更することが可能です。ストロボ発光時には自動消灯されます。なお、この白色LEDはAF補助光としても使用されます。

・動感を自然に表現する電波通信ワイヤレス後幕シンクロ
スピードライト EL-5は、ワイヤレス発光時の後幕シンクロに対応。シャッターが閉じ始める直前に発光し、光跡を写しこんだ後に被写体にストロボ光を照射するので、動感を自然に表現することができます。オフカメラでの自在な光の演出も可能です。

・マニュアルモードの撮影をサポートするFEメモリー
E-TTL自動調光の発光量を記憶し、マニュアルモードに切り換えた後も同じ発光量に自動設定する[FEメモリー機能]。調光補正が必要なシーンでは微調整も可能なので、E-TTL自動調光の手軽さとマニュアル発光による安定したリピート撮影の連携が行えます。電源オフ時や電池交換時も設定は保持されるので、長時間の撮影でも安心です。

・悪条件の撮影に対応。シーンを選ばない防塵・防滴シーリング
EOS R5と同等の防塵・防滴性能※を採用。外装部品の合わせ面や可動部にシーリングを施し、気密性を保持。悪条件下における撮影においても、砂塵や水滴などの侵入を抑えます。さらに、取り付け脚の部分にはゴム製の防塵・防滴アダプターを装着。 シューロック時にカメラ側のステージ部と密着することで、優れた防塵・防滴性を実現しています。


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