茶道具 茶杓 「もみじ」 箱付

茶道具 茶杓 「もみじ」 箱付

大きさ(cm) 長さ約19

※初心者の方へ茶杓(銘等)について下記商品説明に記しましたので参照してください。

※中古品なので下記の「ご購入の前に」を、ご確認の上ご購入してください。

茶杓は、茶器や茶入れに入っている抹茶をすくうための道具ですが、茶会の趣旨を茶杓銘で表現する大切な茶道具です。

銘とは古くから優れた作品には名をつけるという意味で、銘が刻まれている刀や名前がついている楽器は名高い名品です。茶碗や茶入のような器も一点ものであり「作品」です。茶会が教養の高さやセンスのよさなどを披露しあう場になったことも、銘が付けられる理由とも言われています。

茶杓には、茶杓を収める筒が付いており、この筒に墨書きされた固有の『銘』が書かれています。茶杓の銘には茶杓を削った人の感性や、その人自身を表すといわれ、拝見する客は作者の持ち味を感じ取るようにします。

茶杓は銘をつけ拝見に出されます。銘は亭主と正客のやり取りに欠かせない話題です。茶杓は茶席の趣意を表す大切な茶道具です。一般的には薄茶の場合、季節を表す季語を「銘」としてつけることが多く、濃茶の場合は、和歌銘や禅語銘、風習銘などが付けられている様です。多くの生徒さんは、ご自分で銘を考えることになると思います。

現代茶道の基本は利休形の竹杓ですが,形、材質も様々で席によく合う茶杓の取合せが必要です。

素材は当初、象牙や鼈甲、水牛の角が使われていました。その後、竹製のものが創始され、利休の時代となり草形の茶杓が確立されました。

一般的には苦竹科の竹がおもに使われ、中でも晒竹(白竹ともいう)を利用することが多い。ほかにも囲炉裏の天井部分や屋根の部材として長年燻された竹(煤竹)や、樹木が用いられることもあります。

形状は、長さ16cmから21cm。茶を掬う部分(櫂先)は幅1cm、長さ2cmほどの楕円形、一方の辺(竹の場合は表皮側)を曲げた形状をしている。

枉げてある部分を上部とした場合、先端が露、下に向かって櫂先、枉げ軸、茶溜まり、節上、節、おっとり、切り止めと呼び、節の裏を極端に深く削ったものを蟻腰、雉股と呼ぶ。

※中古品なので下記の「ご購入の前に」を、ご確認の上ご購入してください。