![]() 「なれずし」ってご存じですか? ここ和歌山では、私が小さい頃から普通に聞く言葉ですが、案外ご存じない方もいらっしゃる『なれずし』。 ・・・と言っても巻き寿司や、ちらし寿司ではありません。 鯖(サバ)を使うお寿司ですが、決して松前寿司や、サバの早寿司のように寿司飯を使った甘酸っぱいお寿司ではありません。 ![]() 『なれずし』とは、もともとは保存食として作られた、 発酵食品(発酵寿司)です。 時間がたって味加減が良くなり熟成するチーズや納豆、ヨーグルトのように、塩漬けした魚(サバ)を塩抜き、骨抜きし、約1合のご飯にのせて天然のアセの葉で包み、桶に漬け込み重石を置いて、味が熟す(発酵熟成)するのを待つ、とても体にいい昔からここ紀州有田地方に伝わる伝統的な発酵食品です! ![]() ・・・お恥ずかしい話、私は作ったことがなかったので今回初めて知ったのですが、この漬け込みの際にただ重石をするだけでなく、おすしを敷きつめた桶の中に、なんと塩水をたっぷり入れてから重石をするんです!! 「えッ!腐らないんですか?!」 と思わず訪ねてしまった私に、なれずしの職人のおばちゃんは、 「え?腐らすんやで。」 と教えてくれました。 また、『なれずし』のおもしろいところは、この漬け込んでおく日数により、お味も香りも変化するという、 発酵寿司ならではの特色があるところです。 *漬け込み期間が4〜5日のものは「早なれ」と呼び、ほとんどの方にお召し上がり頂けるお味です。 *漬け込み期間が6〜8日のものは「中なれ」と呼び、なれずし通の方におすすめ致します。 *漬け込み期間が9日〜2週間に及ぶ「本なれ」は・・・初めての方にはオススメ出来ません! ![]() ちなみに左の写真は、おばちゃんが「よう漬かってるで〜。」 と私にくれた、18日ものの本なれです。 アセの葉もずいぶん変色し、ご飯の周りは少し黄色くなってきています。 ・・・はっきり言ってスッパイです。 そして、まるでブルーチーズのような濃厚なものすごい匂いがします。 ダメな人は、もうこの香りだけで受け付けませんが、 私は「うぁーーー。」と言って食べさせてもらいながらも、 後になるともう一度味わってみたくなりました。 ![]() なれずしは、その強い香りのため好き嫌いが分かれるところですが、不思議なことにハマれば本当に病み付きになってしまうお寿司で、ふみこ農園のスタッフ達は、若い子が多いにもかかわらず、「大好き♪」というスタッフが多いんです。 ちなみにこの「本なれ」は、ご飯であるにも関わらず、日本酒やワインにもよく合うんです! 薄く切って、お酒と一緒に楽しむのも通の食べ方です! 今でもここ紀州では、秋祭りの時期には各家庭でなれずしを作り、各家自慢の味をお客様をおもてなししています。 右の写真のおばちゃんが、長年、このなれずしを製造している、和広のおばちゃん。 この人の人柄に魅かれてなれずしを買いにくるお客様もたくさんいらっしゃいます。 おばちゃんの熟練の技、アセの葉包みをご覧ください! (私とおばちゃんの雑談が多少入っておりますので、音量を切ってご覧ください^^;) |
お客様のお好みのなれずしをお選び頂けます。 ↓ ↓ ↓ ![]() ![]() ![]() ※ご確認ください<お届け可能地域> ![]() 大変申し訳ございませんが、和歌山より翌日お届け可能な地域(オレンジ) のみへの配送とさせて頂きます。 このなれずしは、お客様からご注文を頂いてから、製造させて頂いております。 通常は火曜、金曜に製造しておりますので、一番食べやすい早なれは金曜日の出荷。 中なれは翌月曜日の出荷、本なれの場合は翌金曜日の出荷となります。 (もっとなれた方がいい!という場合はご相談ください。) 尚、このなれずしは全て手作業の為、大量生産が出来ません。 漬かり具合によりお届けにお時間を頂く場合がございます。どうぞご了承くださいませ。 |