摘蕾グシ ぶどう作業専用 摘粒労力の軽減 果粒肥大促進

種なしぶどう栽培の場合、摘粒作業の効率的な実施が不可欠である。摘粒作業が遅れると果粒が密着するため、作業能率が極端に劣り、果粒の肥大も望めない。開花前にある程度花蕾数を制限する事で、摘粒作業の効率化が図れる。

●摘粒作業の省力化

●果粒肥大促進

(1)摘蕾時期が早すぎると支梗が柔らかいため傷ができやすく又、支梗ごと落ちやすい。そのため果実の房形が乱れる恐れがある。

(2)摘蕾時期が遅すぎると支梗にひっかかり支梗ごと切断されやすく、花蕾が落ちにくい。又、効率が悪く効果が落ちる。

(3)使用方法に慣れるまでは、やや多めに残す。又、本作業の前に不要な花穂を用いて練習し落ち具合を確認する。