SAXスケール練習の決定版! Perfect Scale for Saxophone Vol.1 Basic
SAXプレイヤー 松下洋 監修
スケールやフレーズにより、最適なサックスのフィンガリングが身につけられる、
ありそうでなかった究極のスケール練習教則本です。
上達具合に応じてVol.1〜Vol.5までステップアップしてみて下さい。
説明欄に詳しく内容を紹介しております。是非お読みください。
サックス吹きのためのスケール本です!
このVol.1 BASICは「もっと自由に音楽を吹きたい」というかたへ向けて作りました。
自由にサックスを操るためのトレーニングが沢山載っています。読み込まずに眺めやすく、最適化された指使いを習得し、さらに和声感もグッと鍛えられる様に願いを込めて作りました!!
掲載内容
・練習の注意点
・キー名称と変え指、使用例一覧
・練習方法のすすめ
・パターン練習参考例
・長調、和声短調、旋律短調全てのスケールと3度、4度のインターバル、
・上記3つのダイアトニックコードとコードネーム付き3和音のアルペジオ
・各トピックにおける最適な運指の指示
サックスはピアノの様に押す場所が変わる楽器ではなく、全ての指は担当するキーが決まっています。
それ故にピアノでは遠い昔から体系化されている「指番号」なるものが確立されていません。
ピアニストにとって指番号はかなり大切で、これを守らないなんて有り得ないとほぼ全てのピアニストが言うでしょう。
ではもしサックスに「指番号」の様なものが存在しているとしたら!!
それを記したのが本書です。
最も効率的な指使いを全ての箇所に記入してあります。
これは、ただ自分がやりやすい運指を記しているのではなく、基本的に万人に共通します^^
例えば、両手を同時に動かすよりも片手だけの方が動かしやすい。
離す指と押す指が同時に混在しない方が動かしやすい。
手首のポジションをむやみに変えない方が動かしやすい。
同じ動きを一つの指で連続するよりも、別の指のサポートがあった方が動かしやすい。
挙げればキリがないですし、一つ一つ細かくは書いてありませんが、すぐに最適な指使いが身につけられる様にしっかり運指を書いてあります!!
♭6個のスケールだってさらっと吹ける様になります。
超絶技巧のヴィルトゥオーゾたちはこういったルールのもと、ロスのある指使いを避けて高速で指を動かしています。
とんでもなく難しい曲を吹いてしまう人たちは、多少違えど運指はまずコレですね。
また、コードネーム付きで全ての調のアルペジオを記載しています。
これはコードネームを覚えるためだけではなく、全ての和音の転回系の練習、そしてハーモニーを感じる力を身につけるためのものです。
ファ、ラ、ドのアルペジオが何回も出てきますが、出てくる場所によって違った雰囲気を持っていることを感じるでしょう。
少し取り組めば意外に楽に吹けちゃうし、しっかり取り組めばかなりの力がつく本になった気はしています。
最適な指使いを備えて和音を予測し、より自由な演奏を楽しんでくださいますように。
そしてこの本はVol.2への大事な準備の本です。一緒に是非極めましょう!!