【必ずお読みください】当製品は、管楽器技術者が交換作業をするということを想定しておりますが、
一般の方が作業をされる場合は下記の内容をよくご理解頂いて作業をして下さい。
また、不明な点がある場合は、交換作業を管楽器技術者の方にご依頼されることを強くお勧めします。
1・ガイドの元の止めネジを外し、金属ガイドを外します。
この時点で、ネジ頭の損傷や固着が発生している場合は、
お近くの楽器店に修理の相談をして下さい。
2・新しいガイドと止めネジを入れて、ピストンボタンだけを取り付けて、
ゆっくりガイド溝に合わせてピストンを入れて下さい。(ネジの締め過ぎにご注意下さい)
この時点で動きがうまく出ない場合は、ガイド凸部の幅が溝幅に対して少し大きいか、
またはガイド溝が荒れてしまっている、または溝に汚れが付着している状態なので、
ピストンケーシングガイド溝のクリーニング、またガイドの凸部のガイド溝との接触面を、
一旦ガイドを外してプラスチックヤスリ等で少しずつ削って合わせて下さい。
※この作業は、作業に自信がない方、または作業中に不安なことが発生した場合は、
すぐに管楽器技術者にご相談ください。この作業においての責による製品の交換、
また、苦情の受付などはいたしませんので、ご了承の上ご使用下さい。3・合わせが終わり、ピストンをケーシングに入れた状態で横にゆすっても大きく動かず、
手を離せばストンと抵抗なく落ちる状態であれば、とても理想的に合わせ作業が完了できております。
この動きが確認できましたら、フェルト・笠蓋を組み込んで、ピストンを入れ直し完成です。
この作業を残りのピストンにも実施してください。
4・当商品は消耗部品です。摩耗・消耗によってガタつきが大きくなってきたりしますので、
定期的な交換、メンテナンスを心がけて下さい。
楽器の状態をベストな状態に整えるためにも、半年〜1年の点検をお勧めします。
ガイド交換をする場合には、一緒にフェルトも交換することで、より一層タッチ・サウンド面で良好な結果をもたらすことができます。是非同時購入をお勧めします。
旧YEP321(ユーフォ)フェルトセット
旧YBB321(チューバ)フェルトセット