コロナ禍以降、業務に忙殺される日々などにより、看護師全体のコミュニケーションの停滞に、頭を悩ます管理者が増えています。そこで、ナラティヴアプローチ(以下、ナラティヴ)を導入し、対話の機会を増やそうと考える看護管理者が多くなっています。導入が難しそうに感じられるナラティヴですが、画一化された手順だけでなく、時間や場所・事前準備などの制約もないため、ナラティヴの理論的な背景などへの最低限の理解があれば、施設ごとの内情に合わせて効果的なナラティヴを導入できます。そこで今回の特集では、ナラティヴを病棟全体で導入するときに重要となる理論的な背景や、実際の実践内容などを紹介し、ナラティヴ理論の理解と導入について学んでいきます。Interview●鈴木邦彦地域包括ケアのマインドをもった看護師を地域全体で育成する特集対話が組織を活性化させる!ナラティヴアプローチ導入のすすめ編集協力・執筆=紙野雪香
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