侯景の乱始末記 南朝貴族社会の命運/吉川忠夫

著:吉川忠夫
出版社:志学社
発売日:2019年12月
シリーズ名等:志学社選書 001
キーワード:侯景の乱始末記南朝貴族社会の命運吉川忠夫 こうけいのらんしまつきなんちようきぞくしやかい コウケイノランシマツキナンチヨウキゾクシヤカイ よしかわ ただお ヨシカワ タダオ
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内容紹介
南朝梁の武帝のながきにわたる治世の末に起こり、江南貴族社会を極度の荒廃に陥れることとなった侯景の乱を活写した「南風競わず」。東魏に使いしたまま長年江南に帰還するを得ず、陳朝の勃興に至る南朝の黄昏に立ち会う生涯を送った一貴族を描く「叙陵」。そして、西魏・北周・隋の三代にわたり、北朝の傀儡政権として存続した後梁王朝を論じる「後梁春秋」。これら原本収録の三篇に加え、侯景の乱を遡ること一世紀余、劉宋の治世下で惹起した『後漢書』編著・范曄の「解すべからざる」謀反の背景に迫った「史家范曄の謀反」をあらたに採録。

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