季刊『Be!』は依存症・アダルトチルドレン・共依存・トラウマ・発達障害などさまざまな課題を抱えて生きる人と、援助者のための雑誌です。
◆特集 生きていれば必ずある・・・
「めんどくさい」への対処法
日常的なレベルから、トラウマ症状としての「生きるのがめんどくさい」まで。
3人の専門家と考えます。
ほんのちょっとした工夫で違ってくることや、発達の特性に応じたアドバイスも。
【PART1】相談場面で出会う「めんどくさい」―3つのキーワード【山本由紀】
【PART2】先延ばしによる悪循環から、抜け出すヒント【中島美鈴】
【PART3】「めんどくさい・・・」が生まれるとき、脳はどうなっている?【菅原洋平】
読者の体験
◆第2特集
あらためて考える 依存症と発達障害
ADHD(注意欠如・多動症)、ASD(自閉スペクトラム症)の特性をベースにもつ人の「依存症からの回復」について考えます。
当事者の手記と、治療現場からのリポートで構成。
●当事者4人の体験
●双方向の治療とサポート【常岡俊昭 中村暖】
●特性への「セルフ処方」で薬物に依存した私が、親となって見えた【風間暁】
◆特別企画
「宗教虐待」―もうひとつのAC問題
いわゆる「宗教二世」について、AC問題という切り口でとりあげます。
まずは『「神様」のいる家で育ちました〜宗教2世な私たち〜』の作者で、かつアルコール依存症の父のもとで育ったACでもある菊池真理子さんに編集部がインタビュー。
続いて、三人の当事者の体験手記をお届けします。
【PART1】何を信じ、何をほしがり、何を感じるか・・・その自由を奪われるということ
――宗教二世の痛み【菊池真理子】
【PART2】「宗教二世」たちの体験
◆インタビュー 橋爪遼さん
薬物事件から五年、いい子を演じるのをやめた
若手バイプレイヤーとして活躍していた橋爪遼さんが、覚せい剤取締法違反の罪で逮捕されたのは、2017年6月。
父親は、人気俳優としてテレビや映画、舞台と大活躍している橋爪功さんだ。
逮捕後、関西にある依存症の回復施設に入寮し、回復プログラムに取り組んでいたという。
社会復帰に向けて動き始めた橋爪さんに、話をうかがった。
◆グッド・プレス賞 2019〜2021
私たちがメディアに期待すること
メディアの偏見を正すだけでなく、よい報道には感謝を表明しようと始まったグッド・プレス賞。
コロナ禍により3年ぶりの開催で、受賞作品のリストは長大なものとなった。授賞式でのやりとりからご紹介する。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。