CG classic Vol.11

出版社:カーグラフィック
発売日:2025年02月
シリーズ名等:CG MOOK
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内容紹介
Porsche 356
奇跡のリアエンジンGT。

「(前略)実は356、後継モデルの911が世に出たからといって、エンスージアストから忘れ去られるようなクルマではなかった。それは911とは異なる魅力、あるいは分野によっては911さえ凌ぐ魅力を備えた、いわば時を超越した永遠のリアエンジンGTだからである。(後略)」これはCG classic vol.11巻頭特集に寄せた編集長の前文である。かつて空冷911を4台乗り継ぎ、今は356を所有する自分が抱く正直な気持ち、そして人気ムックの最新作にポルシェ356を採り上げた最大の動機である。元々ポルシェ・ミュージアムに保管されていたという由緒正しきプリAの1100(1951年)に始まり、1958年356A1600、1962年356B1600スーパー、そして最終進化形ともいうべき1962年356Cカレラ2000GS(通称カレラ2)を一気に試乗。もちろんオープンモデルにも目を向け、日本に初めて輸入された1953年の1300カブリオレ、1959年1600スピードスター、1960年1600ロードスターのステアリングを握ることで、356シリーズ全体の進化を詳らかにしている。さらに元々ミドエンジンとして設計され、実用性の高い2+2GTに生まれ変わり、VWの支援を受け飛躍を遂げていく356の軌跡を深掘りしたことに加え、1963年、新装なった鈴鹿サーキットで開催された第1回日本グランプリに参戦し、今も往時の姿を色こく残したまま日本で元気に暮らす356Aにも迫った。このほか、試乗記にはルノー8ゴルディーニ、アルファ・ロメオ・モントリオール、ダットサン・ブルーバードSSS(410)、今号唯一の戦前型であるオースティン7アルスター・レプリカ等が登場。巻末を飾る「クラシックカー・バイヤーズガイド」にも注目だ。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。