本書は十二経脈と奇経八脈、およびその経筋や絡脈の病候を系統的に網羅したものである。各経脈について、おもに(1)本経が内循する本臓(腑)の病候、(2)本経が外循する肢体や体表部分の病候、(3)本経と関連のある臓腑・組織・器官の病候、(4)本経の経筋・絡脈の病候、の4項目に分けて解説をおこなっている。また、これらをベースに、さらに虚実寒熱の四綱弁証を加えることで、取経論治の治療原則と取穴法則および必要な手技を確立し、より完全で系統的鍼灸の弁証論治を目指している。
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