

施設長が介護現場で描いてきたフィクション日誌が、ついに一編の物語になりました。
短い「話題」を通じて、悩める介護員たちへエールをおくり続けてきた著者の初の長編。
「きれいには心の整理がつきませんが、これでいいのよ、と思っています。」
北国の介護施設ではたらく介護員たちの日々は、現実に立ちどまりつつも、とどまらずに流れてゆく。
年齢も立場も考え方も違う5人の介護員たちに起こる出来事を通し、矛盾を抱え悩みながらも、
介護施設にひととき集い、またそれぞれの道をゆく姿を描いた物語。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
