飛行機技術の歴史/ジョン・D・アンダーソンJr./織田剛

著:ジョン・D・アンダーソンJr. 訳:織田剛
出版社:京都大学学術出版会
発売日:2013年12月
キーワード:飛行機技術の歴史ジョン・D・アンダーソンJr.織田剛 ひこうきぎじゆつのれきし ヒコウキギジユツノレキシ あんだ−そん じよん D. A アンダ−ソン ジヨン D. A
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内容紹介
例えば初めて固定翼を唱えたケイリー,初めて機体を全て金属で製作したユンカース,初めジェットエンジンを唱えて開発したホイットル.こうした鬼才たちは当時の技術思潮のなかでは異端であった.19世紀以前の羽ばたき機から20世紀のジェット推進機まで,異端から始まった飛行機技術の歴 史と彼らの人物像を語る.

【推薦】 一般財団法人日本航空協会 会長 野村吉三郎 氏
今日に至るまで、飛行機の開発は叡智のバトンを次の世代に渡していくリレーであり、科学と技術によって未知の領域を開拓する「知の冒険」であることを、本書は教えてくれます。例えば、1903年にライト兄弟の飛行機が飛行したことは画期的な出来事でしたが、その成功の基礎には地道に実験を繰り返した先人たちの力強い助走ともいうべき活動があったことが、本書を読めば理解できます。航空機は大きな発展を遂げましたが、まだゴールに到達したわけではありません。これからの航空宇宙分野、そして科学技術全般の進歩のための新たなヒントを、本書は与えてくれるものと思います。

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