ワークブック方言で考える日本語学/松丸真大/白岩広行/原田走一郎

著:松丸真大 著:白岩広行 著:原田走一郎
出版社:くろしお出版
発売日:2023年05月
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内容紹介
我々は、自分が考えているよりも日本語のことをよくわかっていない。日本語のしくみを、方言研究の視点を生かして日本語のしくみを基礎から考え、しくみを解き明かすために試行錯誤するための本。日本語の謎を解き明かす。

■「はじめに」より
この本は、方言研究の視点を生かして日本語のしくみを基礎から考え、そのしくみを解き明かすために試行錯誤するための本です。
なぜ方言研究の視点から考えるのか説明しましょう。端的にいえば、方言には標準語にない言語事象が豊富にあり、それを視野に入れて考えることで日本語の姿を真に理解することができるからです。例えば、「日本の食」について考えるとします。日本各地のおいしい食材や郷土料理を抜きに「日本の食」を語れるでしょうか。同じように、ことばについて考えるときも、この列島に広がる多様な方言の姿を視野に入れなければ、大事なものを見落としてしまいます。自分の方言を見つめ直したり、知らない方言から新しい発見を得たりすることで、日本語のしくみを広く深く解き明かします。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。