誰にも書きたい思いがある。その想いをどうしたら的確に、効果的に、明快に伝えられるのか。広告・国際ビジネス・経営の現場に長年立ち、その後大学で文章指導に携わった著者が書き下ろした、生きた文章論。
序章
1 文章を書く三つの喜び
2 文章力とは何か
◇第1部 発想
第1章 誰にも書きたい思いがある
第2章 思索ノート(日記)の勧め
1 さまざまなタイプの文章を書いてみよう
2 何をきっかけに人は書き始めるか
◇第2部 表現
第3章 文章の幹を明らかにする
1 誰が(何が)、どうなのか
2 誰が(何が)、誰に(何に)、何をしたのか
第4章 相互の関係を明らかにする
1 文頭と文末を対応させる
2 修飾語と被修飾語の関係を明らかにする
3 曖昧接続を避ける
4 逆接への転換
5 読点のはたらき
第5章 短い文章で書く
1 なぜ短い文章なのか
2 一文一義
3 簡潔な表現
4 重複をなくす
5 修飾語を最小限に
6 省略の意味するもの
(コラム)悪文の代表選手
第6章 言葉の選び方
1 易しい言葉で書く
2 意味不明の言葉は使わない
3 具体的なイメージが湧くように書く
4 定型的な言い回しはなるべく避ける
5 口調のいい文章を書く
6 違和感を大切にする
第7章 構成
1 骨子を組み立てる
2 同じ話はまとめて書く
3 「しかし」「しかし」を繰り返さない
4 第一に、第二に、と整理する
5 基本は時系列
6 多くのことを同時に論じない
7 いきなり核心に入る
8 まず結論を、次に理由・背景を
9 書く視点を定める
第8章 視覚的な効果
1 レイアウト
2 パターン認識
3 箇条書きの活用
明快な文章表現のためのチェックリスト(第2部のまとめ)
◇第3部 構築
第9章 考える道具としてのワープロ
第10章 情報集めとその整理
第11章 複雑な問題の整理
第12章 総合的な推敲例
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