1950年代のアメリカ。私立探偵ブラックサッドは、大都会の郊外の教師から奇妙な依頼を受ける。女子生徒のひとりが行方不明になったのに、母親から届けも出ていないと言う。調査に乗り出したブラックサッドは、“ザ・ライン”が住民の肌の色に基づく徹底的な差別主義に侵されていることを知る。少女誘拐事件の裏に隠された謎とは?原作者フアン・ディアス・カナレスも「唯一無二の親友」と認めた相棒ウィークリーも本書で初登場。『ブラックサッド凍える少女』(2005年|早川書房)を改訳し、さらにBD創作秘話『水彩物語』と単行本未収録短編『天に唾を吐く』も同時収録。
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