本の雑誌 2021-9

出版社:本の雑誌社
発売日:2021年09月
キーワード:本の雑誌2021−9 ほんのざつし2021ー9 ホンノザツシ2021ー9
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内容紹介
特集:海外ノンフィクションが面白い!

歴史から伝記、事件に犯罪、医療に科学、文化人類学に冒険、そして宇宙開発まで、いま海外ノンフィクションから目が離せない! というわけで本の雑誌9月号の特集は「海外ノンフィクションが面白い!」。海外ノンフィクション全集を作ろう!座談会から、通のおすすめセレクション、そして担当編集者の本音座談会に読者のイチオシの一冊まで、ちょいと値は張るが中身はすごい、海外ノンフィクションがずらり並んだ29ページの大特集。新型コロナで渡航自粛もなんのその、海外ノンフィクションで狭いニッポンを飛び出そう!

新刊めったくたガイドは、吉野仁が大化け作家マイケル・ロボサムに大注目!なら、藤ふくろうは血と情念が燃え上がるヨクナパトーファ・サーガの原点に感無量。大森望が量子論SFな幻想小説『貝に続く場所にて』にビックリすれば、古山裕樹はさまざまな思いがうねる『神よ憐れみたまえ』を堪能! 高頭佐和子が本谷有希子の冷徹な描写に心揺さぶられれば、冬木糸一はコロナに立ち向かった英雄的な人々に拍手! そして北上次郎は一雫ライオン『二人の嘘』から目が離せない! さあ、おじさんがヒロインの比類なき孤独が胸を打つという不穏な小説から、あなたも目を離すな!

今月は池上冬樹が佐伯一麦の10冊で"私小説を生きる"作家の静かな日常へ招待すれば、黒い昼食会は立花隆はN党だった!?と驚愕。東えりかが「HONZ」十年の厳選レビューを紹介すれば、高野秀行は「トータル・リコール」の衝撃的なオチにびっくり! 堀井憲一郎が藤本タツキ『ルックバック』を予約すべきか否か悩み中なら、青山南はマンボウ下東京で90分、19時まで、の日々の泡だ! さあ、コロナ感染対策にも熱中症予防にも、お外は避けて、スイカ片手にわが家で読書。本の雑誌9月号で世界各地のあんなことやこんなことに思いをはせよう!

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。