日本全国で鉄道の廃止が続出しています。赤字なのだからという理由がほとんどですが、それでいいのでしょうか?高齢者にも地球にも優しくないクルマ社会。そのクルマ優先のまちづくりが地方都市の中心部をシャッター街と化しています。日本社会の今後を考えれば、交通問題を根本から見直す必要があります。欧米ではすでにクルマ依存社会への見直しがすすみ、路面電車を活用した街づくりが活発化しています。日本でもそうした動きが地方ででてきています。最新情報と新たに書き下ろしを加え全面増補改訂した本書は、地域の鉄道を見直し、その再評価と存続のためのマニュアルであり、鉄道を中心とした街づくりを提案します。
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