

物質を過去へ飛ばす機械、クロノス・ジョウンター。その新たな実験のため、布川輝良は過去へ行くことになる。4年前の鎌倉。そこには伝説の建築家・廣妻隆一郎が設計した、朝日楼旅館が建っていた。4年前に取り壊された朝日楼を写真に撮りたい。それが彼の夢だった。過去に到着した直後、布川は体調を崩して、倒れてしまう。彼を助けたのは、イラストレーターの枢月圭だった。ひかれあう二人。しかし、布川は過去には4日しかいられない…。梶尾真治のSF小説『クロノス・ジョウンターの伝説』の第二話「布川輝良の軌跡」を完全舞台化。
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