「子ども時代の思い出の絵本についてレポートすること」。課題を告げられた学生たちは、「えーっ、絵本なんて覚えてない!」と一斉に悲鳴を上げました。ところが――。"その"絵本にめぐりあったとたん、眠っていた記憶は泉のようにあふれ出したのです。母親の声やそのときの情景まで一緒に。大人はなかなか知ることのできない子どもの心の内を、甦った絵本の記憶からたどる貴重な記録。あなたにも、きっと、そんな絵本が。
絵本を、子どもは一体どう受けとめているのだろうか?学生たちの幼い頃の記憶が甦ったとき、意外な事実が明らかになる。
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