それぞれの事情で故郷の酒蔵を継ぐことになった五人の蔵元は、「どうせダメになるなら、本当にいい酒を造りたい」と、自分の手で酒を造りはじめる。ゆきの美人、白瀑(山本)、福禄寿(一白水成)、新政、春霞…二〇一〇年四月、その五人が「NEXT5」という名のグループを立ち上げた。五人が同じ方向を向いて、酒造りを研究し、共同醸造酒を造る。その活動は、やがて一つのブランドとなり、右肩下がりで苦境に直面していた多くの酒蔵に刺激を与えていく。日本酒界を牽引するムーブメントを起こした蔵元集団の軌跡。
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