

AHP(Analytic Hierarchy Process:階層分析法)は、戦略的な目標に至るプロセスを階層構造に分け、この階層をもとに複数ある選択肢の評価を行い、客観的な総合判断にまとめ上げる手法です。この意思決定のプロセスでは、人間なら誰もが持っている経験と勘という感覚情報を重要な要素としていますが、これがAHPの大きな特徴です。これにより、従来の意思決定手法ではモデル化や数量化が難しかったテーマも、AHPを使えば扱えるようになりました。本書では、社会インフラの構築や、企業の経営戦略、社会調査にAHPを応用した、数多くの事例を取り上げています。
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