北海道の山と海で、世界の辺境で、多くの挑戦を重ね、雪崩事故防止の最前線に立つ冒険家が、自然と向き合う覚悟と精神を語る。2年半の「岳人」連載に、「三浦雄一郎とエベレスト 二〇一三年」を新たに書き下ろし。
北海道の山と海で、さらに世界の辺境で数々の挑戦を重ねてきた冒険家が導き出した、生き延びるための知恵とわざ、その精神を語る。アウトドアの初心者から先住民族にまで注ぐヒューマンなまなざしも、本書の大きな魅力だ。雪崩事故防止のためのニセコルールの実践や、雪崩対策への提言、知床半島1周ツアーで学ぶ自然とのおりあいのつけかた、危機管理など情報の渦の中で登山と冒険の本質を鋭くついた論は、これから山や海へ向かう若者やガイドを目指す人、スキーやシーカヤック愛好家、アウトドア業界関係者まで、貴重なバイブルとなる。
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