放課後等デイサービスの豊かなあそびと発達支援 個別支援の充実と地域での自立に向けて/亀井智泉

編集:亀井智泉
出版社:中央法規出版
発売日:2022年06月
キーワード:放課後等デイサービスの豊かなあそびと発達支援個別支援の充実と地域での自立に向けて亀井智泉 ほうかごとうでいさーびすのゆたかな ホウカゴトウデイサービスノユタカナ かめい ちせん カメイ チセン
関連商品リンク

内容紹介
<放デイでの支援・遊びのコツがよくわかる!>
放課後等デイサービス(放デイ)は、障害のある子ども(小学生〜高校生)が、放課後や長期休みに過ごす居場所です。2012年の制度開始以降急増し、令和元年度には約1万4500か所開所されています。
幅広い年齢で、様々な障害のある、心身の発達状況もまちまちの子どもたちへの適切なサポートが必要ですが、サービスの質のばらつきなどの課題も指摘されています。
本書では、子どもたちの興味関心を高め、意欲を引き出す方法を、事例、図解などを通しわかりやすく具体的に解説しました。放デイの事業所運営については類書もありますが、子どもの支援や遊びに関する書籍はほとんどありません。支援者の研修や質の向上に役立つ内容が満載です。

【主な目次】
第1章 放課後等デイサービスとは
(1)放課後等デイサービスの概要 (2)「発達支援」とは (3)保護者のニーズと子どものニーズ (4)多様な職種とつながって
第2章 こどもの理解とアセスメント
(1)「障がい」とは (2)こどもの特性を理解する (3)支援者として大切なこと (4)保護者やきょうだいとの関係
第3章 あそびを通した発達支援
(1)大切な放課後の「あそび」 (2)姿勢調節と姿勢管理の大切さ (3)ポジショニング−いくつかの事例から (4)環境を整える−物、人、時 (5)快刺激と不快刺激=よい情報入力と悪い情報入力 (6)虐待を防ぐ
第4章 あそびと学びの実践
(1)体と感覚の発達 (2)こどものアセスメントとあそびの実践例 (3)個別指導で豊かなあそび (4)あそびと学び (5)「社会」につながるあそび (6)支援者の「あそび心」−ユーモア・コミュニケーションのすすめ
第5章 本の力と発達支援〜世界と出会う機会を作る〜
(1)「読み聞かせ」のもつ意義 (2)本をどう選ぶか (3)本がこどもに及ぼす力 (4)語る力へつなげる
第6章 地域共生社会を作る
(1)特別支援教育を知る (2)「地域と共にある」学校との連携・協働 (3)生涯発達を見据えた共生社会を目指す
第7章 医療的ケアや体を理解する〜自立と尊厳を守るために〜
(1)医療的ケアが必要なこども達 (2)「医療的ケア」を理解する (3)てんかんについて知ろう (4)自分の体と向き合うとき−思春期の支援 (5)自分のトリセツを語れるように−自立のために (6)性について
第8章 感染症対策、災害対策、救急対応〜安心安全のために〜
(1)感染症対策−感染しない・させない支援 (2)災害対策 (3)子どもの体調急変時の対応
資料 令和3年度障害福祉サービス等報酬改定における変更点

●編集
亀井智泉 長野県医療的ケア児等支援センター副センター長
●執筆
・小林敏枝 松本大学非常勤講師
・塚原茂樹 理学療法士
・塚原成幸 清泉女学院短期大学幼児教育科准教授
●医療監修
福山哲広 信州大学医学部小児科講師

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。