

戦争vs.人道―国際人道法は何をなしてきたか?根絶不可能な戦争!?その中で国際人道法と赤十字はどう変貌を遂げ、何をなしてきたのか。テロとの戦いやサイバー戦争など新たな戦争の脅威の中で、法は何ができるのか。本書が詳説する「戦争と人道」の近現代史は、戦争に対する法の力と限界を映し出すが、それに代わる何かがあるわけでもない。今、重要なのは、国際人道法のメッセージを一部の専門家の知からグローバル市民の普遍的モラルへと深化させることである。それは苛烈な戦争の中に人間性を守る“不可侵の砦”を築くことである。
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