国は、団塊の世代が75歳以上となる2025年までに「地域包括ケアシステム」を整備しようとしています。ここでキーワードとなってくるのが「介護保険外サービス」。今後ますます増大する介護ニーズをすべて公的な介護保険で賄うのは到底難しく、そこで利用者の自費による保険外サービスが注目されています。介護保険サービス事業者は、3年に一度の報酬改定に振り回されますが、介護保険事業1本のみに頼ることは、経営上の大きなリスクです。別の柱となる新事業立ち上げの検討が迫られています。本書は、現在の介護保険サービスを取り巻く状況を簡単におさらいしつつ、介護サービスの新しいありかた「介護保険外サービス」について解説します。サービスの考え方、既存サービスから得られるアイデア、工夫や注意点についても盛り込んでいます。
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