食品の危険は、いくら消費者が声をあげても、これからもなくなりそうにない。それではそういう世の中に、自分たちでできる自己防衛策とは何か。40年にわたって、食品の安全問題を問い続けてきた筆者が、それに答える。かつて添加物や農薬があふれていた時代に育ってきた世代が、長寿世界一を誇っているのはなぜか。それは、かつての日本の食卓には自己防衛の知衛があったからだという。その食卓の知恵が、食生活の急激な変化により失われている。その弊害について、最新のスカベンジャーの理論や免疫の考え方に基づいて説明していく。
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