◆ 本書では、減価償却資産の取得から使用時の問題、そして最終的な処分に至るまでのストーリーに応じた課税上のテーマを取り上げ、実務で役立つ、参考になるような裁決事例や判例も多数掲載しています。
◆ 特に、税務調査で問題になりやすい「取得価額」の決定、「事業供用日」や「資本的支出と修繕費」の判定、「除却」を巡る税務上の留意点など、基本的な考え方から整理し、多くの事例を用いてわかりやすく解説をしています。
◆ 今回の改訂版では最も重要である「取得時」に必須と思われるテーマを追加しました。本書の柱である「建物と建物附属設備の区分」について、より実務的な対応を盛り込んでいます。建物には必ず建物附属設備が設置されていますが、中古取得の場合には区分する術がわからないので、分けていないことも少なくありません。実務家であれば一度は悩むテーマではないでしょうか。
◆ 税務研究会の実務セミナー等で定期的に質問が出ていた総合償却資産についての取扱いも取り上げていますので、本書が皆様の実務上の悩みを解決する一助となれば幸いです。
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