アレルギーは何者かが身体に侵入してきたとき、それに対する免疫系の反応がおきて、その反応が病気をもたらしたものとして定義されています。免疫とウイルスや細菌から、からだを守る大切なしくみです。それがどうしてある時は病気をおこしてしまうのでしょうか。どうして特定の人にだけおきるのでしょうか。おきるかおきないかは遺伝的な体質だけなのでしょうか、それとも環境とか他の要因も関係しているのでしょうか。そのあたりを解説しているのが本書です。また七章以降では、実際にアレルギーをおこす要因、食べ物から花粉や乾燥した空気などさまざまな環境因子、精神的なストレスなどについても解説しています。また原因を特定するための診断法や、治療法についても紹介しています。
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