

本書は、工科系の学生にとって役立つ「解析力学」を目指して書かれた教科書である。
従来の「解析力学」の本は、量子力学との繋がりを意識して書かれていることが多い。しかし、工学部の解析力学では、量子力学への繋がりも大切であるが、解析力学を道具として使いこなし、如何に工学的な問題にアプローチするかということの方がより重視される。
そこで本書は、1〜3章を解析力学の基礎知識の解説、4〜5章を具体的かつ基本的な工学的問題へのアプローチとしての演習とした。従来の本にないこの構成が、本書の大きな特長である。
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