歴史上初めて「放射能汚染の実態」視覚化し、記録した写真集。
動植物(ヘビ、桜など)から日用生活品(軍手・長ぐつなど)まで、50点余りを掲載。
音もなく、臭いもなく、目にも見えない放射能。これを可視化する「オートラジオグラフィ―」という手法がある。
この手法によってサンプルを撮像すると、白黒の像がうかびあがる。これが「放射線像」である。一見、墨絵のようにみえるが、黒い部分が放射能汚染を受けた箇所だ。より黒い部分は、より強く汚染されていることを意味する。
本書は、福島第一原発事故で汚染されたサンプルを対象にした「放射線像」の記録である。
全ての像に、採取地と詳細な解説があり、サンプルの実物カラー写真も掲載している。
これだけの量の放射線像が、書籍として一度に公開されるのは、今回が初めて。
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