日本列島では、わたしたちの祖先が住みはじめたと考えられる三万年ほど前から今日までの間に、大地震や火山噴火、水害など、たくさんの自然災害が起きてきました。災害に直面した祖先たちは、危険からのがれるために、どんな行動をとったのでしょう?災害を経験したあとは、次に備えて、どんな生活をしていたのでしょう?そのような祖先たちの姿を明らかにするのが、考古学という学問です。地中にうもれた遺跡を調べることで、災害のときの行動が明らかになったり、災害を防ぐ生活の工夫がわかったりしてきました。
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