

本書ではまず、組織行動を社会心理学的に考えるとはどういうことかを論じたあとに、組織とは何か、それが今日にいたるまでどのように認識されてきたかを、真正面から論じる。次に、組織の中の人間は、実際どのように考え行動しているのかについて、社会心理学的な知見の整理を試みた。コミットメント、キャリア、職務満足、モチベーション、対人関係、バーンアウト、意思決定などである。最後に、組織と人間がどのように折り合いをつけることによって、完全ということはあり得ないだろうが、いくらかでも住み良いところになるのかについて、デザイン論の視点から物理環境と人間環境の2つの側面について論じている。
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