

強豪を求め江戸へ出てきた、型破りな若侍・慎十郎。並みいる剣客を次々に打ち負かすも、唯一負けを喫した女剣士・咲の道場に居候として押しかけた。一方で、江戸三大道場の一つ、男谷道場の師範代・島田虎之助との一戦を交えるも「引き分け」となり、屈辱感に苛まれる日々を過ごす。そんな折、仙台藩の悪事を探っていた公儀隠密が薩摩示現流の手練れにより斬殺され、慎十郎に刺客探索の密命が下された。その相手は九年前、咲の父を殺した宿敵でもあり、咲が長年恨み続けてきた男だった―。剣に生きる男が巨悪に猛然と立ち向かう、シリーズ第三弾!
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