最高にクールなシアトルのコーヒーの拠点から、最高に幸せそうなメルボルンのカフェに至るまで、近年はバリスタが創るコーヒーとミルクとの化学反応をどこでも楽しめるようになった。シングル・サーブ・コーヒーが家庭に広く普及したことで、家に居ながらにして、コーヒーに素敵な仕上げを加えられる。大げさに道具を取り揃えなくても、自分自身で本格的なコーヒーとラテアートを創ることは可能だ。定番のリーフ柄から花輪に至るまで、必要な道具はフォームドミルク、濃いエスプレッソのベース、そしてしっかりとした手つきだけ。本書は単なるハウツーの案内だけでなく、泡の彫刻家、松野浩平や山本員揮の作品など、世界で指折りのラテ・アーティストの作品群も紹介している。
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