『図表でみる世界の年金OECD/G20インディケータ(2019年版)』では、最近2年間にOECD加盟国で実施された年金制度改革に焦点を当てる。さらに2つの特集章では、非標準的労働と年金制度について、OECD加盟国における年金制度の現状に様々な角度から迫るとともに、非標準的労働が年金制度にかかわる問題として提起される背景とそのために年金制度をどのように改善していくべきかを検討する。また、本書ではOECD加盟国における年金制度の特徴に関する情報を最新化しつつ、現在の労働者の老後の所得に関する見通しを示す。さらに、年金制度のデザイン、給付水準、年金制度の運営を取り巻く人口変動と経済情勢、高齢者の所得と貧困、高齢期の所得保障制度と私的年金の財政を把握できるような指標を提供する。
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