「大分岐論争」とは何か 中国とヨーロッパの比較/パトリック・カール・オブライエン/玉木俊明
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著:パトリック・カール・オブライエン 訳:玉木俊明
出版社:ミネルヴァ書房
発売日:2023年12月
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パトリック・カール・オブライエン
玉木俊明
ミネルヴァ書房
二〇〇〇年にポメランツが『大分岐』を上梓して以降、ヨーロッパが中国よりも経済的に優勢であったのではなく、近世(一五〇〇〜一八〇〇年)のある時期、中国がヨーロッパの経済力を上回っていたということが、世界の経済史学界のコンセンサスになった。本書は、このような研究動向を咀嚼しつつ、計量経済学の成果とともに、環境史・農業史・科学史の観点を含め、中国とヨーロッパの比較を行う。グローバル経済史の碩学による最新の大分岐論。
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