

100年ほど前の帝国主義の時代にあって、イギリス帝国のドミニオンとして誕生した南アフリカ連邦の形成過程を読み解くところから、現代南アフリカの歴史的淵源を、ひいては20世紀史を貫く植民地主義をめぐる問題を、歴史学の立場から論じてみたのが本書である。重層的に絡み合ったイギリス帝国支配を歴史の横軸として、そして少数白人支配体制の生成を縦軸として展開した南ア連邦形成の物語をたどるなかで、「植民地国家」南アフリカが経験した帝国主義的世界の一端をひもといていく。
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