構造・安定性・ゆらぎ その熱力学的理論 新装版/P・グランスドルフ/I・プリゴジン/松本元

著:P・グランスドルフ 著:I・プリゴジン 訳:松本元
出版社:みすず書房
発売日:2020年07月
キーワード:構造・安定性・ゆらぎその熱力学的理論新装版P・グランスドルフI・プリゴジン松本元 こうぞうあんていせいゆらぎそのねつりきがくてきりろ コウゾウアンテイセイユラギソノネツリキガクテキリロ ぐらんすどるふ P. GLAN グランスドルフ P. GLAN
関連商品リンク

内容紹介
“熱力学の方法を、平衡はもとより非線形性や不安定性をも含むあらゆる現象へ拡張できないであろうか?…新しい「構造」は常に不安定性の結果として出現する。すなわちそれはゆらぎから生じるものである。ふつうはゆらぎが生じると、系をもとの乱れのない状態に戻そうとする動きが続いて起るが、新しい構造が形成される場合には、反対にゆらぎは増幅される。…安定性の理論を不可逆過程の熱力学に結びつけ、ゆらぎの巨視的理論を包含する一般化された熱力学を作り上げなくてはならない。”散逸構造の理論で、1977年、ノーベル化学賞を受賞したプリゴジンの、グランスドルフとの共著による初期の著作。開放系に現れる構造の問題を、非平衡熱力学の立場から、物理学、化学、生物学について、統一的な観点からの説明を試みる。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。