

病理検査は初期の診断から治療の効果判定まで、医療行為に幅広く関わる検査である。そのため、検査の対象となる物はあらゆる臓器、細胞、分子、遺伝子など多岐に渡る。本書ではそれらを検査するための基本的な標本製作技術、代表的な染色方法をはじめとして、日常業務の管理、術中迅速病理組織診断、電子顕微鏡の操作、写真撮影技術などについても解説する。各項目はベテランの臨床検査技師が現場で得た経験と最新のデータに基づいて執筆。第1版で好評だった図版の豊富さはそのままに、最新の内容に解説を更新されている。病理検査を志す学生や認定技師制度受験者のテキストとして、さらに、実務の際のリファレンスとしても大いに役立つ内容となっている。
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