

人類のウイルス観の変遷、感染のしくみ、さまざまな感染症の起源と現状、治療技術の進歩、ウイルスの地球生命圏における役割、そして私たちとウイルスとのこれからの付き合い方に関する提言まで、ウイルスの全体像を描き出す。この小さな賢い寄生体がどこから来て、本当は何がしたくて、どこへ向かうのか。それを考えることのできる一冊。
人類は歴史上、天然痘、エイズ、SARS、インフルエンザ・・・などの感染症とともに歩んできなした。ヒトや動植物はウイルスの攻撃から身を守るため自らを進化させ、ワクチンなどの治療法も確立してきましたが、ウイルスは常に逆襲作戦を展開し、たびたびパンデミックを引き起こします。本書では、ウイルスの発見史、不思議な性質、感染のしくみ、色々な感染症の実態を余すところなく紹介しており、生物学や医学の知識がない人でもウイルスと人類の戦いの歴史から目が離せない一冊です。
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