日本文学の研究史 人文学プログラム/島内裕子

著:島内裕子
出版社:放送大学教育振興会
発売日:2021年03月
シリーズ名等:放送大学大学院教材 放送大学大学院文化科学研究科
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内容紹介
本書は、ある作品がどのように研究されてきたかを通史的に解説する。文学研究の始発は、国文学の場合、まず、平安時代の『古今和歌集』『伊勢物語』『源氏物語』を中心とする注釈研究であった。これらの作品よりも成立が早かった『古事記』や『万葉集』の研究は、ようやく江戸時代になって本格化した。したがって、研究史を学ぶことは、まず注釈研究史を学ぶことであり、本書の構成も、その点に注意を喚起するように組み立ててある。作品により、研究の視点や力点がさまざまに異なるので、文学研究の多様性に触れてほしい。

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