生活の質を高める上で生活リスクを理解し低減することは不可欠である。このことは生活者自身はもちろん、地域、企業、行政といったリスク管理主体を含めた社会全体の課題といえる。本書は、リスクの様相の局面、リスクの認識の局面、そしてリスクへの対処の局面から、生活リスクマネジメントの理論と実践について解説する。リスクの増大化・複雑化する現代において、生活上のリスクを把握し管理することが社会的にも求められている。生活リスクマネジメントについて、知識の提供と実践能力の育成を行うことを目的とする。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。