戦後、京都大学人文科学研究所に集った若き俊英たち。桑原武夫を筆頭に、今西錦司、貝塚茂樹、上山春平、梅棹忠夫、梅原猛、鶴見俊輔といった面々は、戦前の「京都学派」に対して「新京都学派」と呼ばれ、学際的な共同研究や大衆社会のフィールドワークなど、新たな学問研究のスタイルを築き上げた。彼らの人間像に触れながら、それぞれの仕事の歴史的意義、多彩に広がる人脈を描く。
戦後、桑原武夫を中心に京大人文研で学際的な研究を行っていたグループを源流とする新京都学派。その独創的な仕事を紹介。
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