

二十世紀ドイツ哲学の巨匠による待望の傑作二篇!真理/絶対的根源としての“光”とその形而上学。西洋思想史における光のメタファーが、プラトン、ヘレニズム、新プラトン主義からアウグスティヌスの照明説と全中世キリスト教の光=神をへて、ついに、近代の“主観”へと転成する消息を追う、新訳第一論文。天と地、自然と人間、どちらが中心か―宇宙=世界の“中心”観念と、人間の自己理解が経験したもっとも劇的な転覆“コペルニクス的転回”を、精神史的につぶさに明らかにする、初訳第二論文。
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