

大国の皇子ながら産み交わることに特化した第二の性「卑」として生まれたウーは父帝から疎まれ、特使の名目で瑞穂国に送られる。国を追われた事実を伏せ主上への挨拶に臨んだウーだが、そこで卑を孕ませる「尊」の存在を感じ、想定外の誘惑香を発してしまう。祖国の悪夢が蘇り絶望感にとらわれるウー。しかしこの国では卑は「稀人」と呼ばれ尊重されていると知る。その後迎えた宴の席、あのときの尊―「貴人」である東宮・英明になかば攫うように連れ去られ、立場からも己の性からも逃れられず彼の尊いものを受け入れることに…。
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